先日より、写真にて9月25日奈良県の東大寺で開催されました日本におけるARMS DOWNキャンペーン終了式典の模様をお伝えさせて頂きました。この度は、プログラムの流れについて報告させて頂きます。
(写真:9月25日東大寺大仏前に約1,000万名のARMS DOWN署名用紙が置かれた)
当日は、15時から式典前のプレイベントが行われました。ARMS DOWNに関するDVDの上映や、ARMS DOWNと書かれた大きな布に、当日の参加者からの寄せ書きをして頂いたり、参加者へ突然、インタビューを行いARMS DOWNの活動報告をして頂きました。またコーラスやARMS DOWNに関する自作の歌の披露や和太鼓の演奏が行われました。
このプレイベントの後、16:20から式典が開催されました。
冒頭、ARMS DOWNキャンペーンの実施を振り返るDVDが上映されました。その後、北河原公敬東大寺別当が導師を務められ、東大寺の僧侶の方々による般若心経の読誦による「平和の祈り」が行われました。続いて、「広島の原爆の残り火」と「ナガサキの誓いの火」の消灯式が行われました。
広島市・秋葉忠利市長と長崎市・田上富久市長のメッセージが披露されました。田上市長のメッセージは、長崎県宗教懇話会会長で、長崎・カトリック中町教会の野下千年主任司祭が読み上げられました。次に庭野日鑛WCRP日本委員会理事長が開催挨拶を行い、宗教者の活動は、抽象的になりやすいが、当面の目標として数字を示して提言したことは、多くの方々への世論を喚起するという重要な役割を果たしたと確信していますと述べました。続いて、歓迎挨拶にたった北河原公敬別当は、「社会貢献に尽くした光明皇后の1250年御遠忌にふさわしい取り組み。私たちも感慨深い」と語りました。
そして、キリスト教、仏教、神道などの青年宗教者とともに、キャンペーン実行委員長の八坂憧憲中山身語正宗青年本部長より、9月25日16時時点での署名数10,991,069名が報告されました。その後、前外務大臣で政権与党・民主党の岡田克也幹事長が挨拶し、「1,000万を超える署名が日本で集まった例を、今まで聞いたことがありません」と述べ、「今日は、スタートの日。皆で平和で豊かな社会をつくっていきましょう」と語りました。
また、第63回国連総会議長を務められたミゲル・デスコト・ブロックマン元ニカラグア外務大臣(カトリック司祭)も会場に駆け付け、危機的状況にある世界に対して、青年宗教者の役割は非常に大事であると激励しました。続いて、青年宗教者による活動報告として、立正佼成会の小柴透江さんよりキャンペーン活動を通して学んだことや今後の平和への取り組みについての抱負を語られました。最後に、WCRP日本青年部会幹事長の深田良一円応教青年会会長が挨拶に、平和構築への青年の役割について触れられ、今後も引き続き努力をしていきたいと述べました。
以上が、時系列によるプログラムの概要です。今後、この最新ニュースでも、さらに詳しい式典の内容について触れていきたいと思います。私は、当日、作業をしながら、2つのことが印象に残りました。一つは、この式典の場所が東大寺であり、そして、それまでに集まった署名用紙が東大寺大仏(盧舎那仏)の前に置かれていたことです。約1300年前、鎮護国家の祈りのもとに行われた大仏建立は、当日の日本の人口の半分以上の方々の寄付によるものでなされたされたとのことです。その1300年前の人々の幸せへの願いの、いわば象徴である大仏殿に、現代の平和を願う署名用紙約1,000万名分が積み上げられ、そこで3,500人による終了式典を迎えられたことは、この地に時間を超えた"人々の願い"の結集の場があったと思い、強く印象に残りましたた。もう一つは、天候のことで、この日の奈良市は雲が一つない、秋晴れの快晴でした。主催者側として、この終了式典を野外である東大寺大仏殿前の緑地で開催すると決定した時から、雨の場合はどうするかと頭を悩ませておりました。雨天の場合は、奈良県文化会館でということは決まっていたものの、何とか東大寺でという願いは強くありました。前日の24日は雨が降っており、かなり心配しましたが、当日25日は快晴になりました。本当に、正直、心からホットしたことが印象に残っております。シノハラ


