キャンペーン最新ニュース
●2010年8月

8月30日、京都市においてWCRP日本委員会の広報委員会が開催されました。この広報委員会とは、WCRPの活動を日本の社会の方々にお伝えするために、ニュースの発信やメディアとのコミュニケーションのあり方を話し合う場です。昨日の広報委員会では、特に、いよいよ来月に迫ったWCRP40周年記念行事http://saas01.netcommons.net/wcrp/htdocs/についての話し合いが行われました。当然、ARMS DOWNキャンペーンの取り組みについても議論が行われました。

 

その広報委員のメンバーである青山学院大学名誉教授のジョージ・ギッシュ先生から、ARMS DOWNの呼びかけについて多くのアドバイスを頂きました。ギッシュ先生は、米国カンザス出身で、1958年にキリスト教の宣教師として21才で来日されました。40年以上も日本で生活されていらっしゃります。宣教師としての取り組みとともに、日本音楽、琵琶の歴史の学習もはじめられ、「世界音楽としての琵琶楽」というテーマを主に研究されてきておられます。琵琶楽の持つ宗教的霊性という観点から、キリシタン文化と琵琶との関連についても研究されておられます。

 

ギッシュ先生は、ARMS DOWNキャンペーンの実施当初から、ご協力を頂いております。こうした、宗教をもとにした平和活動の取り組みに期待して頂いており、まさに混迷した世界に、平和をもたらすための宗教者の責務の重要性について、昨日は語られました。日本と米国を知り、キリスト教と芸術との関連についての造詣が深いギッシュ先生からのアドバイスは有り難く、ARMS DOWNの展開について多くの示唆を頂きました。最後の呼びかけに活かしていきたいと思います。シノハラ

国連ミレニアム開発目標(MDGs)への取り組みを行っている「動く→動かす」http://www.ugokuugokasu.jp/index2.htmlより、本年9月17日(金)~19日(日)に実施される「STAND UP TAKE ACTION」についてご案内を頂きました。

 

この「STAND UP(スタンド・アップ)」は、2006年に始まった世界同時アクションです。一人ひとりが立ち上がる(STAND UP・文字通り)ことで、MDGsの達成と貧困をなくしたいという意志を示し、各国の代表者たち訴えてきた活動です。昨年2009年は、世界各地で1億7,000万人以上がこのアクションに参加されました。

 

特に、今年は、MDGsの進捗状況を各国首脳クラスが話し合う「国連MDGsレビュー・サミット」が9月20日から開催されますので、その直前に行われるこの度のSTAND UPは非常に重要であるとのことです。

 

具体的な内容は、このホームページhttp://www.standup2015.jp/index.htmlをご覧頂きたく存じます。このアクションは、「動く→動かす」が主催で、国連広報センターが協力、外務省や日本ユニセフ協会が後援しております。

 

ARMS DOWNキャンペーンは、MDGsの達成を呼びかけております。それに向けての行動を行っている様々な取り組みとしっかりと連帯して、その実現への大きな力をつくっていければと存じます。ARMS DOWNキャンペーンも、この「STAND UP」への参加を積極的に呼びかけていきたいと思います。シノハラ

8月16日毎日新聞に、奈良市の興福寺でARMS DOWNの署名活動が実施された記事が載っておりました(以下PDF)。

興福寺http://www.kohfukuji.com/と言えば、本年2010年で創建1300年を迎える世界遺産に登録されているお寺です。ホームページによれば、興福寺は、「武士が主役におどりでた中世に春日社興福寺として大和国を配下に治めました。聖・俗両界に絶大な権力をふるいました。生み出された数々の独創文化は多方面に渡ります。仏教心理学、能・狂言などの学術や芸能。さらには運慶に始まる慶派彫刻などの芸術分野。また豆腐や味噌、清酒などの食文化。哲学に始まり食に至るまで、それらは現在の私たちの身近な伝統文化として息づいています」と、まさに日本の伝統文化・生活などを築いてきたお寺です。

 

この度、8月15日という終戦の日に、この歴史的な興福寺でARMS DOWNキャンペーンがなされたことは、本当に大きな意味があると思います。いわば日本の国づくりをはじめられた場において、第2次世界大戦が終了したその日において、ARMS DOWNの行動を行えたこと、そのことを通して改めて平和、そしてそのために私たちができることなどについて考えていきたいと思いまいた。シノハラ

 

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8月15日、フィリピンのオルティガスにてARMS DOWNキャンペーンの推進のための大会が開催されました。これは、カトリック司教協議会における青年組織「Youth Pinoy」や「フォコラーレ」などのフィリピンにおける青年宗教者が集い、フィリピンにおいて、どう、ARMS DOWNを進めていくか話し合われました。フィリピンでは、国内で100万人の署名を集めることを目標に取り組んでおります。

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特に、Youth Pinoyは、非常に活発にキャンペーンに取り組んでおり、そのホームページにも大きくARMS DOWNの呼びかけが行われておりますhttp://rfpasia.org/?p=433。フィリピンにおいて8月15日という歴史的に重要な日にARMS DOWNのイベントが開催されたこと、大きな意義があると思います。日本においてもしっかりとARMS DOWNを取り組んでいきたいと思います。シノハラ

8月25日から3日間、埼玉県・浦和市で「第22回国連軍縮会議 in さいたま」が開催されておりますhttp://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/22/8/0819_06.html。18カ国から約80人の政府高官や研究者が参加し、「核兵器のない世界 構想から行動へ着実な前進」というテーマのもと、5月に開かれたNPT再検討会議の結果や今後の課題や「核兵器のない世界」に向けた具体的措置、軍縮・不拡散教育などについて話し合われております。

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WCRP日本委員会からは、非武装・和解委員会の眞田翠先生が出席しております。昨日、眞田先生より諸宗教の連合体としてのWCRPの平和活動について紹介し、そして、この会議のテーマである「構想から行動へ」の具体的な動きとしてARMS DOWNキャンペーンについて報告されました。ARMS DOWNの3つの目標や活動の状況について語りました。

この会議は、政府関係者、外交官、研究者、NGO・市民などが参加して、共に軍縮について考える貴重な場で、この度で22回目の開催です。その間、まさに、「核兵器のない世界」にめざしての議論と行動を行い、国際政治において重要な役割を果たしてきております。こうした場で、ARMS DOWNが報告されましたこと、大きな意味があると思います。シノハラ

8月1日にクラスター爆弾禁止条約が、ついに発効されました。

このクラスター爆弾禁止への取り組みは、ARMS DOWNキャンペーンでも取り組んでいる内容です。クラスター弾とは、「第2の地雷」とも呼ばれる非人道的な無差別兵器で、多くの子供の犠牲者を生んでいます。

1つの爆弾の中に、数百の小さい爆弾が入っており、それが一度投下されると、小さな爆弾がまき散らされ、多くの人々を殺傷させます。また、この爆弾は、不発弾が多く残り、それが「第2の地雷」となって、爆弾投下の後々までも人々を殺傷し続ける兵器です。

 

この条約によって、加盟国はクラスター弾の使用、製造、開発、輸出を禁止され、持っているクラスター弾は、8年以内に破棄することが義務づけられます。日本も昨年批准しておりますので、日本国内におけるクラスター弾も全廃されることとなります。課題も多くあり、クラスター弾の大半を保有する米国、ロシア、中国などが条約に署名していないことです。今後、特にこれらの国々に焦点を充てて訴えていくことが必要です。

 

地雷の禁止条約と同様に、この条約は、NGO・市民社会の主導によって、署名、発効されました。私たち一人ひとりの力によってこうした条約が成立させることができることを象徴しているのがこの条約です。以前、この最新ニュースでもお伝えした通りhttp://blog.armsdown.org/2010/02/post-13.html、日本でこの問題に取り組んでいる「地雷廃絶日本キャンペーン(JCBL)http://www.jcbl-ngo.org/」などの取り組みが大きな影響を与えました。

そして、この条約によって、日本国内の三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の大手3銀行が、クラスター爆弾の製造を目的とした資金通達への投融資を禁じる動きを実際に行っているとのことです。

 

このクラスター爆弾禁止条約の発効は、私たち一人ひとりの力がこうした条約の発効の力になりうること、そして、それは銀行などの経済界にも大きな影響力を与えることができることを示していることと思います。その意味でARMS DOWNキャンペーンも、大きな平和創造への可能性があることを、改めて感じます。シノハラ

昨日8月20日、朝日新聞にARMS DOWNの特集の記事が掲載されました(以下写真)。その記事の中に、日本におけるARMS DOWNの終了日9月25日に、奈良県・東大寺で開催されるキャンペーンの終了式典についての内容も記載されております。

ARMS DOWNも終盤になってきており、キャンペーンの勢いがつよくなってきております。そして、終了式典が行われる奈良においても、特に、その広がりが著しくなってきております。最後まで、目標をあきらめないでキャンペーンに取り組んでいきたいと思います。シノハラ。

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8月14日東京・九段の国立・千鳥ヶ淵戦没者墓苑にて、ARMS DOWNキャンペーンに多大なるご協力を頂いております新日本宗教団体連合会(新宗連)と新日本宗教青年会連盟(新宗連青年会)が、第45回戦争犠牲者慰霊並びに平和祈願式典を開催しました。新宗連に加盟される38教団、2,600名が参加されました。この式典は、全戦争犠牲者の神霊を慰め、絶対非戦と平和社会具現の決意を新たにしようと毎年、実施されております。詳細は、新宗連の「Web 新宗連」http://www.shinshukyo.com/topframepage.htmをご覧ください。

 

また、この式典の後、来年の新宗連60周年、新宗連青年会50周年に向けて実施される「たすきリレー」の事前実施である「プレたすきリレー」がスタートしました。これは以前、この最新ニュースでもお知らせしましたhttp://blog.armsdown.org/2010/04/post-37.htmlが、「世界平和への道 祈ろう つなごう あるきだそう」というテーマで、この度は東京から大阪まで実施されます。このリレーの最中に、このARMS DOWNキャンペーンの呼びかけも行われます。

 

昨日、私も参加させて頂きました。さまざまな支えや励ましを頂きながら実施されているこの「たすきリレー」を通して、平和を創造していくということは、まずはそういう人とのつながりを実感することが大事であるのとかなと思わせて頂きました。昨日で、この「たすきリレー」は、静岡県の三島まで到着しました。まだまだこれから長丁場です。このリレーへの参加のご希望の方は、新宗連事務局http://www.shinshuren.or.jp/までご連絡下さい。シノハラ

8月16日朝日新聞に、浄土真宗本願寺派の本山・西本願寺において15日、戦没者追悼法要が営まれた際、ARMS DOWNの署名の呼びかけが行われたことの記事がでておりました(以下PDF)。

 

また、その記事の中で、いとこの方が特攻隊員として出征し、自らは竹やりを持って突撃の練習をされたという竜田豊さんのコメントがあり、「若い人は戦争をしないで平和を守るすべを考えて欲しい」と訴えられております。戦争を身近に体験したお方です。まさに戦争の現実を知る方からのメッセージ、本当に大事にしていきたいと思います。シノハラ

 

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8月16日、ネパール・カトマンズにおいて、WCRPネパール委員会主催の「ARMS DOWNシンポジウム」が開催されました。ネパール国のシュバス・チャンドラ・ネームワン国会議長やクル・ゴータム前国連事務次長・ネパール国首相特別顧問、松本貢一WCRP国際事務総長特別アドバイザーら、ネパールの宗教、政治指導者や市民グループの代表200名が集いました。

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このシンポジムは、ネパール国内でどのようにARMS DOWNを広めていくかがテーマでした。ネームワン・ネパール国会議長は、署名をした後、スピーチに立ち、このARMS DOWNキャンペーンを全面的に支持することを表明し、世界においてこのキャンペーンが重要であるとともに、ネパール国内においても非常に大事なキャンペーンであると述べました。そして、ネパール委員会や青年が目標としている100万人の署名についても、ネパールではもっと集められると語り、100万人の署名はあくまでも最低ラインとの気持ちで、取り組みましょうと投げかけられました。

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(写真右:ARMS DOWNにサインするネームワン・ネパール国会議長、左は、地元テレビのインタビューをうける松本貢一WCRP国際事務総長特別アドバイザー)

また、松本特別アドバイザーも挨拶にたち、キャンペーンの意義や実施の背景について説明し、世界的な軍事費の増加は、まさに「不信」の増加を意味しており、信仰を基盤とした宗教者こそ、この「不信」の世界から「信じる合える」世界への変革を起こしましょうと述べ、ARMS DOWNキャンペーンの幅広い展開を呼びかけました。

 

このシンポジウムでは、多くの宗教指導者や政治指導者などの各界指導者がスピーチを行いましたが、どの方々も、特にネパールにおいてこそ、ARMS DOWNが必要であると語り、これからも目標の100万人の署名を達成しようと呼びかけあいました。

 

印象に残ったコメントとして、ネパール国内においても、軍事費や兵器の増加が著しいとのことで、当初、これらの軍事が人々の安全を保障し、生活に安心感をもたらしてくれると信じていたが、結局逆であり、かえって争いが増え、人々の間に不安や恐怖が蔓延ってしまったと述べたことです。そして、本当に、人々に安心感を与えるのは、そうした兵器による安全保障ではなく、貧困をなくし、教育が受けられ、医療が充実していることですと述べられました。まさに、ARMS DOWNは、ネパール国内においても重要であるとのことです。

 メディア関係者も多く、ネパールにおけるARMS DOWNへの関心の高さを実感しました。シノハラ

2010年8月15日 19:55 執筆者:armsdown

本日8月15日は、65回目の終戦記念日です。第2次世界大戦が、1945年のこの日8月15日に終了しました。

この第2次世界大戦では、61カ国が参戦し、約5,500万人の方々がこの戦争によって亡くなり、そしてその半数以上の3,000万人は、兵士ではなく一般市民であると言われております。日本においては、約310万人以上の方々が犠牲になられました。

本日は、政府主催による「全国戦没者追悼式」が日本武道館にて開催され、平和の誓いを新たにしました。

天皇陛下は、「戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」とおことばを述べられました。

管首相は、「過去を謙虚に振り返り、悲惨な戦争の教訓を語り継いでいかなければなりません。世界の恒久平和の確立に全力を尽くすことを改めて誓います」と決意を述べました。

 

この日、天皇陛下、管首相が述べられた通り、日本は世界の平和実現に全力を尽くして取り組むことをめざしている国です。ARMS DOWN ! キャンペーンは、一つの平和のための活動です。私たち一人ひとりが戦争をなくし、平和の確立のために何ができるのかを、改めて、終戦記念日のこの日、深く考えることができればと有り難いと思います。シノハラ

8月14日、ネパール・カトマンズ市内において、「WCRPネパール委員会」とネパールの青年組織「平和のための青年ソサエティ」が、ARMS DOWNキャンペーンのための大会を開催しました。ネパールの平和に関する30の青年団体から200名あまりが参加しました。

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非常に、熱気あふれる大会になりました。大会に参加した前国連事務次長のグル・ゴータム氏はスピーチの中で、世界における軍事費の驚異的な増額と、貧困状況の急激な悪化について触れた上で、ネパール国内もこの世界の状況を同じであると語りました。ネパールでは、学校の先生に対する給与が支払えず、教育状況が悪化していたり、病院の維持、運営が資金難のために難しく医療状況が酷くなっている一方、兵器に費やされる資金が増長の一途をたどっていると説明しました。そして、そうした状況を現実に日々体験しているネパールの青年こそ、ARMS DOWNの意義と重要性を理解することができると述べ、世界の青年をリードしていくつもりでキャンペーンに取り組んで頂きたいと、力強く、ネパールの青年を激励しました。

 

ネパールの青年も熱く、この大会に参加した青年たちは、すでに掲げているネパール国内のARMS DOWNの目標数100万人達成に向けての、各団体ごとの目標数を発表し合いました。「青年が、現状を変え、未来をつくろう!」、「今こそ、異なる宗教の壁を超え、連帯して一緒になって行動しよう!」、「ARMS DOWN !を通して、自らが平和的な人間になろう!」などと、多くの前向きなコメントが数多く出されました。

仏教をはじめ多くの宗教が存在するネパールで、かなりの勢いのあるキャンペーンが、各宗教が連帯して展開されてきていること、大きな期待と勇気を感じました。シノハラ

 

WCRPのアジア青年コーディネーターのローレンス・チョン氏より、イタリアのサルデンニャ州で作成された、ARMS DOWNのフラッシュ・モブを撮影した映像を紹介下さいました。何でも、このフラッシュ・モブというのは、何かのメッセージを伝えるための表現で、ある場所に突然、大勢の人が集まり、共通の行動をして、そしてすぐに解散するという行動だそうです。

こういう方法で、ARMS DOWNを伝えることもできるのかと、感心しました。このイタリアの青年たちの発想を、是非、このウエッブからご覧くださいhttp://rfpasia.org/?p=426。シノハラ

WCRP40周年記念事業の一環として、9月23日(木)14:00~16:00、国立京都国際会館において、公開シンポジウム「日本の宗教とイスラームの対話~まほろばの精神とイスラームの平和観~」が開催されます。参加へのお申込みはこちらからhttp://saas01.netcommons.net/wcrp/htdocs/

 

このシンポジウムの実施の背景には、この直前に中東諸国を中心としたイスラーム界を代表する約15カ国の宗教指導者が集い、和解や調和のために宗教指導者がどのような貢献ができるかを話し合う「イスラーム指導者会議」(9月20日~22日)が開催されることがあります。この「イスラーム指導者会議」も、WCRP40周年記念行事とした開催されますが、非公開になります。この「イスラーム指導者会議」自体は非公開ではありますが、上記した9月23日の公開シンポジウムは、この「イスラーム会議」に出席した関係者を中心に実施されますので、会議の成果などもこの公開シンポジウムにおいて報告されます。

 

この度のこうしたWCRPのイスラームに関する取り組みは、昨年11月東京で、外務省の協力を経てWCRP日本委員会が主催した『アフガニスタンの和解と平和に関する円卓会議~「支えあう安全保障(SHARED SECURITY)」をめざして~』をもとにしております。この会議は、民間レベルによる信頼関係を醸成する"対話のイニシアチブ"によって、アフガニスタンの和平実現をめざす取り組みで、アフガニスタンをはじめパキスタン、イラン、サウジアラビア、米国、EUなどの関係各国の外交問題担当者、学者、宗教者ら20名が正式参加者として集った会議でした。その会議では、それぞれの立場で率直に意見を交わしながら、共通の課題点を確認し、そして、討議の内容を提言書にまとめ、それを岡田克也外務大臣に手渡しました。

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(写真:2009年11月アフガニスタン和解会議と岡田外部大臣との面会の様子)

その提言書の中で特に訴えられたのは、暴力やテロ行為のために宗教が悪用されていることをせき止める必要性で、これは、アフガニスタンにおける暴力の連鎖を断ち切るためには、普遍的なイスラームが非暴力を強く推進している教えであることを発信する必要ということです。宗教の名を使った暴力行為をとめ、正しい宗教の理解を施すことの重要性を示しました。

この提言に基づき、この度の「イスラーム指導者会議」ならび『公開シンポジウム「日本の宗教とイスラームの対話~まほろばの精神とイスラームの平和観~」』が開催されることとなったのです。

 

もともと非暴力の教えであるイスラームへの正しい理解の促進こそが、平和と調和をもたらす最も重要な要素の一つと思われます。こうしたことへの取り組みこそ、諸宗教の連合体であるWCRPの役割と考え、実施することとなりました。いかに暴力をのりこえられるか、宗教者だからこそできることを考えていきたいと思います。

9月23日の公開シンポジウム「日本の宗教とイスラームの対話~まほろばの精神とイスラームの平和観~」へのご参加、お待ちしております。シノハラ

シンガポールにおいてもARMS DOWNキャンペーンが活発に展開されております。8月3日には、シンガポール諸宗教エキュメニカル対話評議会(IRED)によるARMS DOWNのための会合が持たれ、キャンペーンの展開について議論が行われました。このIREDとは、キリスト教内における対話や他宗教との協力を促進するカトリックの組織です。また、7月6日には、シンガポール国立大学において、教育や諸宗教対話の組織から30名の代表者による「青年による平和活動」についての会議が開催されました。その中で、青年が主体となった平和活動の重要性が語られ、その具体的な実践として、ARMS DOWNキャンペーンが議論されました。

 

シンガポールという国は、多くの宗教が存在する国で、諸宗教間の交流が盛んな国です。お互いの宗教を理解し、尊重し合わなければ、平和に暮らしてはいけない国です。こうした、諸宗教間対話な活発なシンガポールでは、多くの諸宗教間対話のための国際会議が開催されております。

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(写真:WCRPアジア青年会議 2007年9月)

WCRPも、2007年9月にこのシンガポールにおいて青年のための諸宗教の国際会議が開催されました。アジアにおける諸課題にどう青年宗教者が取り組めるかについて議論を行い、青年による連帯した活動の必要性が語られました。こうした話し合いの積み重ねによって、ARMS DOWNキャンペーンが行われるようになりました。諸宗教対話・協力による平和活動が活発なシンガポールにおいても、ARMS DOWNキャンペーンが展開されていること、本当に素晴らしいことと思います。シノハラ

昨日のこの最新ニュースの中でご紹介をさせて頂きましたが、8月8日にARMS DOWN署名を長崎市の永井隆博士記念館で実施させて頂きました。

この永井隆博士http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/peace/japanese/abm/insti/nagai/nagai_s/nagae01e.htmlは、長崎医大で助教授をされておられた医学博士で、1945年8月9日に被爆されました。原爆が投下された時、爆心地近くの長崎医大物理的療法科部長室にいた永井博士は、猛烈な爆風で吹き飛ばされ、無数のガラス破片を浴び、重傷を負いながらも、何度も倒れては起き上がり救護活動をされました。その後、医療活動と研究とともに、多くの原爆と平和に関する文筆活動を展開されました。「長崎の鐘」、「この子を残して」などの名著を多数残されました。

 

8日の署名の際には、「永井隆記念館」館長で、永井隆博士のご親族であられる永井徳三郎先生よりご講演を頂きました。お話しの中で教えて下さったのは、永井博士が非常に大事にされた「如己愛人」ということ言葉です。この「如己愛人」とは、"汝の近きものを、己の如く愛すべし"という意味です。この教えこそ、永井博士が後生の方々に遺していきたかったメッセージであるとのことです。本当に、シンプルな意味ですが、これを常に実行していくのは大変です。しかし、真の平和を築いていくためには、この「如己愛人」の精神が普及されていくことが必要ですと教えて頂きました。

 

また、永井隆記念館でARMS DOWN署名を呼びかける私たちに、永井先生は、一人ひとりの署名は小さいですが、しかし、小さいことを積み上げていくことにこそ、平和をつくりあげる上で、大きな力になるのですと励ましを頂きました。

永井博士の精神を学ばせて頂きながら、ARMS DOWNをさせて頂きましたこと、本当に有り難い署名活動を実施させて頂きました。シノハラ

2010年8月 9日 14:49 執筆者:armsdown

本日、8月9日は、長崎市に米国による原子爆弾が投下された日です。長崎市の平和公園で、平和祈念式典が開催され、約6,000人が参列しました。

その式典の中で田上富久・長崎市長より、「長崎平和宣言」が発表され、『核保有国の指導者の皆さん、「核兵器のない世界」への努力を踏みにじらないでください』と訴えられました。そして、「世界には核兵器廃絶に向けた平和の取り組みを続けている多くの人々がいます。長崎市はこうした人々と連携し、被爆地と心をひとつにした地球規模の平和市民ネットワークをはりめぐらせていきます」と述べられました。田上市長は、こうした様々な各界各層の方々とのネットワークを構築し、その連帯をもって核兵器廃絶を進められてきております。NPT再検討会議の時などをはじめとして、WCRPにも諸宗教との連帯の必要性について語って下さり、何度となくARMS DOWNキャンペーンへの激励を頂いております。

この度の平和宣言においてもこの連帯の必要性が述べられたこと、改めて、長崎市の田上市長の強い意思を感じました。共に核廃絶への取り組みを進めてまいりたいと思いました。

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また、8月9日の前日の8日には、長崎市の平和公園、浦上天主堂、永井隆記念館の3か所にてARMS DOWNの署名活動が行われました。炎天下の中でしたけど、1,369名の方々からご署名を頂きました! 皆様有難うございました。シノハラ

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(平和公園でのARMS DOWN)

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(写真左が浦上天主堂、右が永井隆記念館におけるARMS DOWN)

8月7日、長崎県宗教者懇話会主催の懇談会で、米国カトリック司教協議会国際正義と平和事務局のステファン・コレッキ事務局長の講演がありました。そこで、コレッキ事務局長より、米国におけるカトリックの核廃絶に向けての取り組みについてお話を頂きました。

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第2次世界大戦後、特に1965年の第2バチカン公会議以降、米国におけるカトリックが、核廃絶に向けての積極的な行動を行ってきたことを教えて頂きました。米国政府や議会への働きかけや学校などにおける平和教育の普及など、多くの取り組みをご紹介下さいました。そして、米国のカトリック司教協議会では、道義的な指針をもとに「核兵器による抑止力を超えて」というメッセージを発表し、その実現をめざしての活動を展開されているとのことです。

 

特に多く核兵器を所有するアメリカにおいてこそ、こうした信仰・信条にもとづき、核兵器廃絶へ熱心に取り組まれている「米国カトリック司教協議会国際正義と平和」の活動は、本当に意義深いものであると実感しました。

 

コレッキ事務局長に、ARMS DOWNを説明させて頂いたところ、どこかで聞いて知って下さっているようで、大きな期待を寄せて下さっているとのとこです。特に、青少年に対して、核兵器廃絶をはじめとする平和教育への効果があることが重要であるとおっしゃって頂きました。米国の宗教者と連帯した取り組みは、非常に重要であると改めて思いました。シノハラ

2010年8月 6日 14:56 執筆者:armsdown

8月6日は、米国が広島に原子爆弾を投下した日です。本日、広島市の平和記念公園で「原爆死没者慰霊式・平和祈念式(平和記念式典)」が開催されました。5万5,000人が参列しました。

 

原爆死没者の名簿の奉納が式典の最初に行われ、この1年間で亡くなったか死亡が確認された5,501名の名前を記した名簿が原爆慰霊碑に納められました。名簿の総数は、269,446名の犠牲者を刻むこととなりました。

 

「平和宣言」で、秋葉忠利・広島市長は、[「ああやれんのう、こがあな辛い目に、なんで遭わにゃあ いけんのかいのう」---65年前のこの日、ようやくにして生き永らえた被爆者、そして非業の最期を迎えられた多くの御霊と共に、改めて「こがあな いびせえこたあ、ほかの誰にもあっちゃあいけん」と決意を新たにする8月6日を迎えました」と広島弁で被爆者の心情を代弁して、スピーチを開始しました。そして、核兵器のない世界の実現を「私たち人類が死力を尽くして遂行しなくてはならない責務」と訴えました。

 

そして、国連事務総長としてはじめて参列した潘基文事務総長は、自身の朝鮮戦争の経験を振り返りながら、こう語りました。

「皆さん、65年前、この地には地獄の炎が降り注ぎました。今日、ここ平和記念公園は、一つのともしびが灯っています。それは、平和のともしび、すなわち、核兵器が一つも残らずなくなるまで消えることのない炎です。私たちはともに、自分たちが生きている間、そして被爆者の方々が生きている間に、その日を実現できるように努めようではありませんか。そしてともに、広島の炎を消しましょう。その炎を希望の光へと変えようではありませんか。核兵器のない世界という私たちの夢を実現しましょう。私たちの子どもたちや、その後のすべての人々が自由で、安全で、平和に暮らせるために。」

 

潘基文国連事務総長のスピーチが終了したとき、平和記念式典の参列者からの拍手は長く、やむことはありませんでした。シノハラ

去ること7月31日、福岡県八女市星野村へ「ヒロシマ 原爆の残り火」を採火しに行き、その火を持ち帰った故山本達雄さんの息子、山本拓道さんを訪ね、ヒロシマの原爆について、原爆の残り火についてのお話を伺い、青年宗教者への応援メッセージも頂いた。

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これは2006年広島で行われたWCRP青年世界大会に参加した瀬川氏(天理教布教師/ 現在「絆ピースウィーク」運営事務局)からの「8月6日~15日、平和を考えアクションをおこす平和週間にしよう」との声かけにより、村上泰教(青年部会幹事)が賛同し、「ヒロシマ 原爆の残り火」の採火にいたった。
「絆ピースウィーク」http://united-earth.jp/kizuna2010/index.html
 
この事から昨日の比叡山宗教サミットにおけるARMS DOWN!の署名活動では「ヒロシマ 原爆の残り火」を灯し、署名活動を行い、多くの注目があった。
街頭にて核兵器の廃絶を訴えても、なかなかピンとこない方も多いが、実際に原爆の残り火を間近に見て頂き、その内にあるメッセージを受け取り、平和について何かを感じて頂ければと思います。
 
「ヒロシマ 原爆の残り火」を灯して
8月6日は8:00~夕刻   広島原爆ドーム下にて署名活動
8月8日は14:30~16:30   長崎平和公園にて署名活動を行います。
 
拓道氏より、人間が物事を判断するのだから物事には二面性が備わっている。だからそこに善悪の判断をつける、倫理観を持たすには必ず宗教が必要になる。青年宗教者の皆様、頑張って下さい、応援しています。という旨のメッセージを頂いた。 ムラカミ

8月4日、比叡山延暦寺で比叡山宗教サミット23周年‐世界平和祈りの集い‐が開催されました。

この比叡山宗教サミットは、1986年、イタリアのアッシジで行われた平和の祈りの集いに参加された故山田恵諦天台座主猊下が、日本でも平和の祈りをを行うべく発願され、比叡山開創1200年にあたる1987年から開催されております。http://www.tendai.or.jp/summit/index.html

今年は、この比叡山宗教サミットの開催趣旨の中でARMS DOWN!をご紹介頂き、会場にブースを設置、青年部会幹事らが署名活動をさせて頂きました。

また、式典の中では、半田孝淳座主猊下が平和祈願文の中で核兵器廃絶に対する思い、世界の平和実現に向けた思いを述べられ、そのための具体的行動であるARMS DOWN!を力強く呼びかけて下さいました。

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8月2日、ラモン・マグサイサイ賞財団は、今年の「マグサイサイ賞」の受賞者として広島市の秋葉忠利市長が選出されたと発表しました。このマグサイサイ賞は、過去にマザーテレサなどが受賞されており、「アジアのノーベル賞」と言われております。

このマグサイサイ財団は、秋葉市長の授賞理由として、「核戦争の危険のない世界をめざし、信念に満ちた確固たる指導力で、市民を動員して政府に働き掛け、政治的意思を形成した」とのことです。秋葉市長も、「大変光栄。核兵器のない世界に向けた被爆者や平和市長会議などによる世界的規模の活動が評価された結果と受け止めている。核兵器のない世界を2020年までに実現するために、より一層力を尽くしたい」述べられましたhttp://mainichi.jp/select/wadai/news/20100803ddm002040064000c.html

 

この度の秋葉市長へのマグサイサイ賞は、まさに、「核兵器のない世界の実現」に向けての大きな追い風です。明日、広島に原爆が投下されて65年目の「8月6日」を迎えますが、さらにこの秋葉市長のマグサイサイ賞の授賞を機に、もう一度、「核兵器のない世界」に向けての私たちの「平和への願い」をかみしめ、ARMS DOWNキャンペーンに取り組みたいと思います。シノハラ

8月1日、第63回国連総会議長を務められたミゲル・デスコト・ブロックマン氏とお会いし、9月に開催されるWCRP40周年記念行事やARMS DOWNキャンペーンについて話し合いを行いました。デスコト氏は、元ニカラグア共和国の外務大臣を務められた、カトリック司祭です。

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以前にもこの「最新ニュース」でもお伝えしました通りhttp://blog.armsdown.org/2010/07/63.html、デスコト氏は、昨年、8月6日の広島平和記念式典と8月9日の長崎平和祈念式典に参加され、そこで、原爆投下について、「ローマ・カトリック教会の神父及びナザレのイエスの弟子として、宿命的なB-29エノラ・ゲイ号の故ポール・ティベッツ機長が我々の教会の信者であったという事実に対し、私は心の底から日本の兄弟・姉妹の許しを請いたいと思います」と表明された方です。

先日7月27日、核廃絶広島会議で、秋葉忠利広島市長、田上富久長崎市長とお会いさせて頂いた際、デスコト氏の印象について伺いましところ、昨年の広島、長崎におけるスピーチや彼との触れ合いを通して、両市長とも、デスコト氏の宗教・信条をもとにした政治姿勢について尊敬し、絶賛しておりました。

 

デスコト氏は、9月25日(土)13:30~奈良県文化会館で開催されるWCRP40周年記念行事の公開講演会で基調講演を行いますhttp://saas01.netcommons.net/wcrp/htdocs/

 

デスコト氏にARMS DOWNキャンペーンについて説明をさせて頂いたところ、核廃絶や貧困撲滅のための国連ミレニアム開発目標めざす取り組みを青年が中心になって取り組まれていることを、非常に喜ばれて、将来を担う青年がこうした問題に挑戦していることは、未来への希望の証であると語られました。そして、9月25日、奈良県東大寺で開催される日本におけるARMS DOWNキャンペーンの終了イベントにも駆け付けてくれることを約束して下さいました。国連総会議長を務められたデスコト氏からのAMRS DOWNへの力強い後押しを頂けたこと、本当に有り難く思います。シノハラ

WCRP日本委員会から、「WCRP40周年記念行事」の概要が発表されました。WCRP日本委員会のホームページのトップ画面をご覧くださいhttp://wcrp.or.jp/

 

このWCRP40周年記念行事の中に、9月25日(土)16:20~17:20(開場15:30)、奈良県東大寺大仏殿前で開催されるARMS DOWNの終了式典「ARMS DOWN!青年宗教者からの発信 キャンペーン終了式典」のことも含まれております。この度は、一般公募による参加募集が行われておりますが、このキャンペーン終了式典に関しましては、WCRP関連団体(所属教団やキャンペーン協力団体など)に、別途郵送(8月上旬)にてご案内をさせて頂き、参加募集をさせて頂きます。WCRP関連団体に属されていらっしゃる方々は、その団体の中で参加者を取りまとめて頂き、お申込みをして頂きたく存じます。

 

このWCRP日本委員会のウエッブ上のARMS DOWNキャンペーン終了式典に関する公募は、個人やWCRP関連団体に属さない方々のお申込みとしてご活用を頂ければと存じます。シノハラ

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