7月27日~29日、広島国際会議場で「2020核廃絶広島会議」が開催されており、国内外の自治体や政府、NGOなどさまざまな多様な関係者による核兵器廃絶に向けた方向性の議論が行われております。
昨日の開会式では、潘基文国連事務総長よりメッセージがありました。「核軍縮など夢の話であるとして切り捨てられることが多い」と述べ、「真の夢物語は、核兵器が安全を保障したり国家の地位や威信を高めるのだという主張である」と語り、それに対して、「はっきりさせておこう。安全を保障する唯一のもの、そして核兵器の使用に対する唯一の確実な防御とは核兵器の廃絶である」と、明確な国連事務総長の核兵器廃絶の強い意思を示されました。潘基文国連事務総長は、本年の8月6日の広島式典に参加されます。
会議では、被爆者証言から始まり、軍縮専門家、外交官、NGOなどから活動報告やこれからの運動への提言などが発表され、核兵器廃絶への熱意と意欲を感じました。ARMS DOWNのブースも会場内に設置し、キャンペーンの呼びかけを行っております。
印象に強く残っているのは、一人の発言者が、こうした大きな目標である核兵器廃絶への取り組みを行う時、心がけているメッセージがあると紹介して頂いたことです。それは、「どれだけ収穫があったかということを考えるよりも、どれだけ種をまけるかを考えよう」というメッセージです。これは、結果を気にするよりも前に、まずはそのための努力を、いかに精一杯できるかを考えようということと思われます。「果報は寝て待て」ではありませんが、まずは今できることを全力に行うことこそが大事なことであると思いました。ARMS DOWNキャンペーンの期間もあと、2カ月を切りましたが最後まで目標に向けて「今」を精一杯取り組んでいきたいと、改めて思いました。シノハラ


