本年9月25日‐27日、奈良県の平城遷都1300年記念事業と連携してWCRP40周年記念事業が開催されます。このニュースでも紹介をさせて頂きました通りhttp://blog.armsdown.org/2010/04/post-46.html、日本におけるARMS DOWN!キャンペーンの終了イベントがこの時に開催されます。
そして、同時に、このWCRPの記念事業において、東アジア青年宗教者会談も開催されます。これは、平城遷都1300年記念事業の一環である「東アジア未来会議奈良2010」の中として位置づけられ、東アジアの国々(日本、中国、韓国、北朝鮮の4カ国)の宗教をもつ青年による友情と将来に向けての信頼の構築のために開催されます。
この会談の計画は、WCRPにおいて、これまで培ってきた諸宗教対話をベースにした日韓、日中、中韓における対話・交流を基盤に、東アジアの青年による信頼醸成を目的に、2007年からその準備が開始されております。
写真は、2007年11月ソウルにて開催された日本、中国、韓国によるこの会談の準備会議の様子ですが、現在、9月の本番に向けての準備が行われております。ご存知の通り、この東アジアは多くの重要な課題を抱えております。軍事的な緊張、安全保障、経済、エネルギー、領土、歴史認識などこうした問題は、当然、政治や経済分野などによって解決がなされるべきですが、その取り組みの根底となるべき、この地域における相互理解や信頼醸成をはかることは最も重要なことと思われます。この東アジア地域には、確かに難しい問題があります。しかし、これからも関係を共にする隣国です。青年として、宗教者としてできる精一杯の取り組みを行っていきたいと思っております。
ARMS DOWN!は、核兵器廃絶や軍事費削減を求めるキャンペーンで、核兵器や軍事に頼らない安全を確保するための取り組みです。そして、その一方で、それらに代わる安全を確保する方法として、これらの国々の人間同士の対話・交流を通して相互の信用、信頼を構築することこそが、必要となってくると思われます。ARMS DOWNに取り組むと同時に、こうした信頼、信用を構築するWCRPの取り組みは、フィリピン、スリランカ、中東、アフリカなど多くの国や地域で展開されております。日本においては、まずは近隣の国々との信頼の構築を、民間ベースからでも積極的に進めていきたいと思います。9月奈良にて、ARMS DOWNキャンペーンの終了とこの東アジアの青年宗教者会談が同時に開催される意義は、そうした青年宗教者がめざす平和構築の相関関係があるためです。シノハラ


