2月24日~27日、WCRP日本青年部会と韓国宗教人平和会議(KCRP)青年委員会との青年交流会が開催されました。
KCRPとは、韓国における諸宗教の連合体で、1986年に設立されました。構成されている宗教は、プロテスタント、伝統仏教、圓仏教、儒教、天道教、カトリック、韓国民族宗教協議会の7つです。交流を通してお互いに理解しあい、緊密な協力のもと韓国社会の様々な問題や南北朝鮮の問題や地球的な問題に取り組まれております。
KCRPの青年組織であるKCRP青年委員会とWCRP日本青年部会は、1990年から交流会を行っており、この度で10回目と迎えました。始まった当初は、厳しい歴史的な背景やそれまでのコミュニケーションの欠如により、なかなか交流会の開催自体が難しかったのですが、回を重ねる度にゆっくりではありますが、お互いに信頼関係を培っていっております。
この度は、10回目ということで、これまでの交流を中心とした出会いや信頼の構築から、一歩進めて、北東アジア地域や世界の平和のために両国の青年がどう協働することができるかをテーマに実施され、その議論の中核としてARMS DOWNキャンペーンのことが話し合われました。
KCRP青年委員会の現委員長であるユン・バップ・ダル委員長とARMS DOWNキャンペーンの進捗について話し合いを行いました。ユン委員長は、KCRPの青年代表として、昨年の11月コスタリカで開催されたARMS DOWNキャンペーンの発進式に参加され、積極的にARMS DOWNキャンペーンを進めております。ユン委員長によれば、韓国は、まだ現実として、戦争中の国である(北朝鮮とは終戦しているのではなく休戦中)ことや、徴兵制を採用している国でもあることなので、軍縮を呼びかけるのに苦心されているそうです。しかし、貧困撲滅などの人道的支援に関しては、韓国宗教界の中で非常に関心が高いので、国連ミレニアム開発目標の達成を呼びかけることがをきっかけとして、取り組まれているそうです。
ユン委員長は、人道支援に熱心で、この交流会の翌日には、地震災害に見舞われたハイチに赴き、医療活動に従事されております。ハイチの震災も、社会基盤が脆弱だったために、その分被害が大きくなっているとのことで、その意味で国連ミレニアム開発目標の達成が非常に大事であるとのことです。今後、日本と韓国で共に平和活動を実施することが重要であり、ARMS DOWNがそのステップとなれば有難いと思いました。シノハラ


