3月30日、中国の諸宗教の連合体である中国宗教者平和会議(Chinese Conference of Religion and Peace: CCRP)のスタッフと会談し、ARMS DOWNキャンペーンについての話し合いを行いました。
CCRPは、中国における次の5つの宗教の連合体の組織として、1994年に設立しました。仏教(南方系、禅系、チベット系)、道教、カトリック、プロテスタント、イスラームが連携して、主に中国の国内問題への取り組みや、日本や韓国などの他国との諸宗教対話を行っています。2010年4月1日から上海万博がはじまりますが、その万博の中で、CCRPによる諸宗教による平和の祈りの行事を行うとのことです。
ARMS DOWNキャンペーンの説明をしたところ、CCRPのスタッフから、中国もこのキャンペーンの意義を理解できますよと好意的な反応が返ってきました。中国は核兵器保有国であり、軍拡路線が著しい国であるので、このキャンペーンの実施は難しいのかなと思っておりましたので、若干の驚きがありました。
そのスタッフによれば、核兵器廃絶は、中国が常に望んでいることであり、それは公式的に国連の場でも発言しているとのことです。また、多くの中国の人々は平和を望んでいるので軍縮問題を積極的に議論をすることに賛同しますとおっしゃいました。また、国連ミレニアム開発目標についても、国連加盟国であり、かつ、安保理常任理事国であるのでこの国連の目標に対しては真剣に取り組むと思うとのことでした。そして、このARMS DOWNキャンペーンは、CCRPの中でも議論ができると思うので、早速、関係者にお話をしてみますと約束をしてくれました。
中国は、軍拡、核兵器、人権、環境、領土、エネルギー、貧富の格差など平和に関連するまざまな問題があると言われております。また、日本との関係も歴史的な背景などにより、近い国でありながら、遠い関係になってしまうことがあります。このARMS DOWNキャンペーンは、国家や政府によるものではなく、市民一人ひとりのキャンペーンであり、平和を願う宗教者のキャンペーンです。両国やこの地域の平和のために、ARMS DOWNキャンペーンがその一端でも担うことができればと思います。「宗教者」としてのCCRPのARMS DOWNキャンペーン実施を期待したいと思います。シノハラ


