3月18日、昨年11月コスタリカで開催されたARMS DOWNキャンペーンの発進式に参加していたパキスタンの青年のカムラン・カーンさんからパキスタンにおけるARMS DOWNの取組みについてのリポートを頂きました。
ご承知の通り、パキスタンでは長引く政情不安や隣国アフガニスタンとの関係から、悲惨なテロ行為が多発しており、多くの人々が尊いいのちをうしなっております。また、パキスタンは、インドの核実験に対抗し、1998年に核実験を行い核保有国とみなされている国です。
そうした国においてもARMS DOWNキャンペーンが実施されています。
カムラン・カーンさんが所属する「持続的な平和と開発のための組織: Sustainable Peace and Development Organization (SPADO)」では、昨年の12月にパキスタンのペシャワールにてピースウオーク(平和行進)を行いながら署名活動を展開し、青年リーダーや地元のNGO関係者、大学生など約500名から署名を頂きました。
さらに、本年2月26日~28日には、SPADOは、アフガニスタンとパキスタンとの国境付近で紛争解決のための会合を持ち、ARMS DOWNキャンペーンについての呼びかけが行われました。そこには、アフガニスタンからNGO関係者など15名が参加され、ARMS DOWNキャンペーンのアフガニスタンにおける展開も話し合われました。今後、アフガニスタンにおける軍縮の意識を育み広げるためを目的とした会合を、アフガニスタン内で開催し、その中でARMS DOWNキャンペーンの呼びかけを行うという計画を練っているとのことです。
また、特にパキスタンの中でも最も治安が酷く、テロが多発しているパキスタン北西辺境州スワト(Swat)においてもARMS DOWNキャンペーンを展開しており、スポーツイベントが開催された時などを活用して500名の署名を集められました。そして、このスワトから、10,000名の署名を集めることを目標としており、このキャンペーンを通して、暴力をのり越えるメッセージを発信していきたいとのことです。
そして、カムラン・カーンさんのリポートの最後に、パキスタンから100万名の方々に署名を頂くことを目標にしてこのARMS DOWNを取り組みますと記されておりました。治安が最も不安定で、暴力的なテロが日常化しているアフガニスタンやパキスタンにおいてもARMS DOWNキャンペーンが展開されようとし、そして実際に展開し始めていることに、感動しました。シノハラ


