2月18日、国連WFP協会http://www.wfp.or.jp/kyokai/hunger.htmlを訪問し、ARMS DOWNキャンペーンについて話し合いをさせて頂きました。
国連世界食糧計画(WFP)は、国連唯一の食糧支援機関であり、かつ世界最大の人道支援機関です。飢餓と貧困の撲滅を使命として1963年から正式に活動をはじめられました。2008年、WFPは78カ国において1億200万人に390万トンの食糧支援を実施されたそうです。国連WFP協会は、そうしたWFPと日本の政府や企業、各種団体、NGOとの協力関係を構築されたり、日本国内における広報活動を行っておられます。
ARMS DOWNキャンペーンの重要なメッセージの柱の一つとして、世界の貧困・飢餓撲滅のための国連ミレニアム開発目標(MDGs)達成を呼びかけておりますが、WFPのスタッフの方から世界の最新の貧困や飢餓の状況がわかる多くのデータを、WFPで公開されていることを教えて頂きました。
WFPのウエッブの「世界の飢餓状況」のページhttp://www.wfp.or.jp/kyokai/hunger.htmlを見れば、最新の貧困状況がわかります。また、ハンガーマップ・ナビは世界地図から貧困の状況が一目でわかるもので、世界の貧困状況が非常に理解しやすく作られております。1枚、200円でした。
ここで学ばせて頂きましたのは、益々世界の貧困状況が厳しくなっていることです。
WFPの資料によれば、ここ10年間で、世界の貧困状況は悪化しているとのことです。2001年は、世界の飢餓人口が約8億5,700万人でありましたが、2009年、その飢餓人口が10億人を突破しました。食糧危機や経済危機のために増加されているとのことです。特に、この2008年~2009年の1年間でおよそ1億人も増加しています。
そうした食糧支援が最も必要とされている中で、世界の食糧支援量は過去20年間で最低レベルに落ち込んでいるます。1990年には、1320万トンの食糧支援が実施されましたが、2008年では、その半分以下の630万トンにまで下がっております。
この状況のためにWFPも苦心されており、支援対象者数や配給量の削減をよぎなくされている国も出てきています。
そんな中、日本政府は、継続的に多大な貢献をWFPに対してなされているとのことです。昨年9月の国連総会において鳩山首相が、「平和構築・開発・貧困」を新政権の重要課題の一つとして位置付け、「国連ミレニアム開発目標(MDGs)の達成と人間の安全保障の推進に向け、努力を倍増したい」という発言は、世界で飢餓と貧困に苦しむ人々にとって大きな励みであるとのことです。また、近年、WFPを支援する日本の企業や団体、個人の方が増えてきているとのことです。
ARMS DOWNキャンペーンが、さらなる貧困撲滅へ動きの一助になることができればありがたいと思いました。シノハラ


