2月24日、アジア宗教者平和会議(ACRP)のキムサンゴン事務総長と会合を持たせて頂い際、ARMS DOWNキャンペーンについて報告をさせて頂きました。
ACRPとは、WCRPと姉妹関係にある諸宗教の連合体で、WCRPは世界全体を網羅する組織ですが、ACRPは、特にアジアにおける諸問題解決のために、アジアの諸宗教者の連帯によって行動するネットワークですhttp://www.wcrp.or.jp/international/acrp.html。
ACRPの実務を統括する事務総長職は、現在、韓国の仏教徒であるキムサンゴン師が担っております。ちなみにACRP全体を統括する実務議長は、インドネシアのムスリムであるディン・シャムスディーン師です。
以前にも報告をさせて頂きました通り、アジアにおける青年ネットワークは、そのコーディネーターであるローレンス・チョン師(シンガポール・カトリック)によって、積極的にARMS DOWNキャンペーンがすすめられております。
キム事務総長にも改めてARMS DOWNキャンペーンに動きについて報告をさせて頂くことができました。
軍縮問題においては、2010年が重要な年ですとお伝えをしたところ、キム事務総長から韓国と日本の関係においても2010年は特に重要な年ですねとおっしゃりました。それは、本年が、日韓併合が1910年に行われて、丁度、100周年にあたる年だからですとのことです。キム事務総長からそのことを伝えられた時、日韓の厳しい悲惨な歴史におけるこの日韓併合の問題は、さまざまな考え方がありますが、今後の日韓の将来に向けての友情関係を構築する上で、決して目をつぶってはならない問題であると思いました。
ARMS DOWNキャンペーンを推進することは、さまざまな出会いを頂くことができ、さまざまな考えを聴かせて頂くことができ、多くの学びにつながっていきます。このキム事務総長の出会いを通して、あらためて隣国である韓国との歴史や平和について考えてみたいと思いました。
余談ですが、昨日、ソウル市内の食堂で昼食を頂いていましたら、丁度、バンクーバー冬季五輪における女子フィギュアスケート・フリーの決勝が行われておりました。食堂のお客さんはほとんど韓国の方でしたので、キムヨナ選手が演技をしている時は、固唾をのんだピーンと張り詰めた雰囲気で、時折、ジャンプが成功する度に歓声があがっておりました。そして、演技の採点がでた際には大歓声がおきました。韓国の方のキムヨナ選手に対する大きな期待がうかがうことができました。その後、浅田真央選手が登場した際にも、韓国のお客さんが全員残っており、浅田選手の演技を見ていました。浅田選手が少し失敗してしまった時、残念というアーという声が聞こえました。てっきり、私は、韓国の方は浅田選手の失敗した時、キムヨナ選手の勝利が近づくので喜ばれるのかなと思っていましたが、残念という声と励ましとも思える声を聞きました。当然、野球やサッカーなどをはじめとするスポーツにおいても日韓両国はライバル関係の国であり、熱くなったりもしますが、しかし、今回の食堂における韓国のお客さんから、国を超えて純粋に個々の選手を応援したいという気持ちとライバルだからこそ親近感を持つことができるということを、自分の中で気づかせて頂きました。シノハラ


